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声量を上げたい人は必見!声量を鍛える3つのトレーニング方法

声量を上げたい人は必見!声量を鍛える3つのトレーニング方法

声量のある人とない人は何が違うの?

  • 声量を増やすにはどういう練習をすればいいの?

本記事では、こうした声量に関する疑問にお答えします。

「声が小さくて歌に迫力が出ない…」「声がなかなか響かない…」といった悩みを抱える方は少なくありません。声量があった方がのびのびと気持ちよく歌えるので、歌がうまくなりたい方は声量を増やすことを目標のひとつにして練習しましょう。

ここでは、声量を上げるメリットと自宅でできるおすすめのトレーニング方法を紹介しますので、一緒に練習していきましょう。

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そもそも声量とは?

声量と言えば、単なる「声の大きさ」のことだと思っている方は多いのではないでしょうか。実は、声量には声の大きさだけではなく、「声の響きやすさ」や「声の通りやすさ」も含まれます。単純に声が大きくても、しっかりと響きも伴っていなければ声が通りにくくなったり、表現が伝わりにくくなったり、聴いている人が歌詞をうまく聞き取れない、といったことも起こるでしょう。

また、声量が足りていないと声がこもって聞こえてしまい、歌の力強さや切なさ、優しさといった感情が相手に伝わりにくくなります。声量アップを目指すなら、単なる声の大きさだけではなく、「響きやすさ」と「通りやすさ」も意識して練習することが大切です。

声量のある人とない人の違い

声量のある人は、小さな声でもしっかり響くので相手に声が届きやすく、歌うときは聴き手にしっかりと歌詞が伝わりやすいです。

日常的な例として、お風呂で小さな声で歌っていて、予想以上に浴室内に声が響いた経験をしたことがありませんか。浴室は響きやすい構造になっているので、小さな声でもしっかり声が聞こえますよね。声量のある人は、浴室やホールでなくても声を響かせることができるので、頑張って出そうとしなくても十分に声が相手に届きます。

逆に、声量が足りていない人は、自分では力強く歌っているつもりでも聴き手には思ったほど伝わっていません。声量が大きい印象はあっても、響きが少ない声だと通りにくくなってしまいます。声が通らないと悩んでいる方は、ただ大きな声を出そうとするのではなく、うまく響かせて声量を上げることを意識してみましょう。

声量を上げるメリット

口に手を添えて大きな声を出す男性

声量が上がると、小さな声でも相手に伝わりやすくなるため、次のようなメリットを得られます。

最初から最後まで安定して声を出せる

声量が足りていない人は、力を入れて無理に大きな声を出そうとしがちです。瞬間的に大きな声を出せても、喉に余計な力が入った状態だと持続できず途中で疲れてしまったり、声が枯れたりしやすいため、曲の最初から最後まで安定して声を出すことは難しいでしょう。

反対に、声量がある人は、小さな声でもしっかりと響かせられます。喉に負担をかけずに響かせて声量を稼ぐことができるので、最初から最後まで安定して声を出せるでしょう。

声が枯れにくくなる

大きな声を出そうとすると、つい喉に力が入ってしまいがちです。その状態で歌い続けて声が枯れてしまうと、声量以前に声をうまく出せなくなってしまうでしょう。そのため、歌うときは喉に力を入れないことが大切です。喉に余計な力が入っておらず、楽に声を響かせられている状態なら、声が枯れにくくなるでしょう。

ピッチや音程が安定する

声がしっかり響いている状態は、喉に余計な力が入っておらず、腹式呼吸もできていると言えます。これは、ピッチや音程を安定させるための必須条件です。つまり、声量を上げるトレーニングによって、結果的にピッチや音程も安定するようになります。もちろん、それだけで完璧なピッチ・音程のコントロールは身につかないので、別途トレーニングすることが大切です。

声量を鍛える3つのトレーニング方法

声量を上げるには、「発声に必要な筋肉を鍛える」「吐く力を鍛える」「吸う力を鍛える」の3つが必要です。それぞれのトレーニング方法を詳しくみていきましょう。

腹斜筋トレーニング

声量を上げるために一般的な筋トレは必須ではありません。しかし、発声には「腹斜筋」が大きく関係しています。腹斜筋とは、お腹の両側にある筋肉のことで、体幹を支えたり排便を助けたりといった役割があります。腹斜筋は、腹式呼吸で横隔膜を上下させるときに使う筋肉であるため、鍛えておくといいでしょう。

腹斜筋を鍛えるには、身体をねじる腹筋がおすすめです。腹筋が苦手な方は、以下のサイドブリッジを試してみましょう。

【基本編】

  • 1:床に片ひじをつき、足を真横にします(ひじは床に対して直角に曲げる)
  • 2:頭とひじが直線になるように、腕と体を垂直に保ちます(頭からカカトが一直線になるように)
  • 3:この体勢を30秒キープします(床に面している脇腹への負荷を感じながら体勢をキープ)
  • 4:体を反対向きにし、同じように30秒キープします

【応用編:ハンドアップ&レッグアップ】

  • 1:上記1、2の体勢になります
  • 2:この体勢のまま、天井側の足を地面と水平になるように上げます(右ひじを床についた状態なら左足を上げる)
  • 3:さらに、天井側の腕を真上に上げます(右ひじを床についた状態なら左腕を上げる)
  • 4:この体勢を30秒キープします
  • 5:体を反対向きにし、同じように30秒キープします

上記は以下の動画を参考にしています。こちらの動画を観ながらやってみてください。

引用/参考動画:

風船トレーニングで吐く力を鍛える

声量を上げるには、しっかりと吐ける能力が必要になります。吐く力が不足していると、声量が上がりません。吐く力を鍛えるときにおすすめなのが、「風船」を使ったトレーニング方法です。

風船を膨らませるときに使う筋肉の使い方は、良い声を出せているときの使い方と非常に似ています。そのため、風船を膨らませてから声を出すと、普段よりも声量が上がっていることを実感しやすいでしょう。風船トレーニングで筋肉の使い方を理解することで、息をしっかり吐けるようになります。風船は100円ショップでも買えるので、ぜひ活用してみてください。(風船の大きさや材質によってレベルに違いがありますので、最初のうちは比較的大きくて柔らかい風船からスタートしてみましょう。)

以下の動画で風船トレーニングの方法を紹介していますので、ぜひご覧ください。

お祭りでお馴染みの「吹き戻し」を使って、風船と同様に吐く力を鍛えるのもおすすめです。吹き戻しは下記のようなおもちゃです。風船を膨らますのが苦手な方は、「吹き戻し」を使ってみてください。
吹き戻しの里 超ロング
吹き戻しの里 超ロング

肺活量に自信がある方は、このような吹き戻しを使ってもいいでしょう。
吹き戻しの里 地獄のピーヒャラ
吹き戻しの里 地獄のピーヒャラ

※風船や吹き戻しを使って声量トレーニングをするときは、酸欠になってクラクラしないように気をつけてください。酸欠の多くは、喉が締まることにより酸素が脳に回らなくなって起こります。無理のないペースで少しずつ鍛えていきましょう。

吸う力はパワーブリーズで鍛える

吸う力を鍛えるときは、呼吸筋トレーニングに使える「パワーブリーズ」をおすすめします。「パワーブリーズ」は、呼吸に負荷をかけることで、吸う力を鍛えられるトレーニンググッズです。目安として1日2回30呼吸、約5分のトレーニングを続けることで、吸う力が鍛えられるでしょう。負荷に応じて3つの種類があるので、体重や運動習慣の有無に合わせて選びましょう。

POWERbreathe (パワーブリーズ) プラス
POWERbreathe (パワーブリーズ) プラス

おわりに

声量を上げることで、例え小さくても相手に届く響きのある声を出すことができます。曲の最初から最後まで安定して声を出せるため、歌がうまくなりたい方は声量を上げるトレーニングを習慣づけてみてはいかがでしょうか。プロの歌手の多くは基本的に声量が大きく、それでいて多彩な表現力があります。単純に声量が小さいと相手に声が届かないため、まずは声量を上げることを目標にしましょう。

この記事の監修

多田 亘佑講師(ボーカル)幼少期から様々な音楽に触れ、高校では合唱の全国大会に出場。大学からアカペラの活動が本格化し、ブライダル関係を中心に雪まつり、スキー場のカウントダウンライブなどのイベントに多数出演。ハモネプで全国優勝した『じゃ~んずΩ』(現:JARNZΩ)のボイストレーニング・編曲指導・音楽プロデュースを経験後、2009年よりシアーミュージック札幌校に所属。 年間最大2500以上のレッスン実績があり、初心者からプロ志向の方を対象に、カラオケ上達から音楽活動のバックアップまでと目的に応じて幅広く展開。風船を始めとした身近な道具を用いたトレーニングや、独自視点の高音克服トレーニング・完全コピー(歌唱分析)・ハモリなど追究したオリジナルメニューで理解度・体感度・上達度の高いレッスンを特徴としている。
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