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カラオケでキーを調整するときのポイント、自分に合ったキーの見つけ方

カラオケでキーを調整するときのポイント、自分に合ったキーの見つけ方

  • カラオケで自分に合ったキーに調整するには?
  • うまくキー調整して気持ちよく歌いたい

本記事は、カラオケのキー調整でお悩みの方に向けた記事です。

カラオケで歌いたい曲のキーが低かったり高かったりする場合、キーを調整しようと考えますよね。キーの調整を間違えると逆に歌いづらくなってしまうので、自分に合ったキーの調整をする方法を覚えておきましょう。ここでは、カラオケでキーを調整するときのポイントについて解説するので、キーの調整がうまくできない方は参考にしてみてください。

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そもそもキーとは何か?

キーとは、「調」を意味する音楽用語です。曲にはそれぞれ主音(音階の最初の音)があり、その音を基準にした音の集まりがキーとなります。

曲にはそれぞれ「キー」があり、どの音を起点にメロディが構成されているかが異なります。たとえば、「C」がキーの曲であれば、「C(ド)」が主音となり、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」(メジャースケール)といった音の構成になります。「E」がキーの曲であれば、「ミ・ファ#・ソ#・ラ・シ・ド#・レ#・ミ」(メジャースケール)になります。

※スケール(音階)=一定の基準に沿って音を順に並べたもの。音の数や配列の違いで、さまざまなスケールが存在します。

曲のキーによって起点にする音が異なるため、キーが変わると用いられる音の高さも異なります。先の例で言えば起点とする音を「C(ド)」から「E(ミ)」に上げた場合、「C(ド)」より「E(ミ)」の方が起点の音が高いため、「E(ミ)」を起点にしたキーの方が「C(ド)」を起点にしたキーと比べて曲全体の音が高くなるわけです。

カラオケで歌うときに、「キーが高い」「キーが低い」と言ったりしますよね。キーが高く感じるかどうかは個人差があるため、明確な基準はありませんが、自分が無理なく歌えるキーに対して、歌おうとしている曲のキーが高い場合に「キーが高い」と言ったりします。最適なキーは個々で異なり、決して高ければ良いという訳ではありません。プロの歌手が気持ちよく歌えているのは、自分に合ったキーで曲を歌っているためです。

プロの歌手は、曲をカバーするときにも自分に合ったキーへ調整しています。気持ちよく歌えるためにも、自分の持てる力を十分に発揮するためにも、自分に合ったキーに調整して歌うことが大切です。

カラオケのキー調整機能

カラオケで歌う曲が、自分が無理なく歌えるキーに対して高すぎたり低すぎたりする場合は、キーを調整しましょう。カラオケでは、一般的に「±6」の調整が可能です。「+1」で半音上がり、「-1」で半音下がります。例えば「+4」にすると4音上がるので、「ド」の音が「ミ」(ド→ド#→レ→レ#→ミ)になります。

カラオケでキーを調整するときのポイント

カラオケのマイク

カラオケのキーを調整するときは、自分に合ったキーに調整する必要があります。調整方法と自分に合ったキーの見つけ方など、キーを調整するポイントを詳しく見ていきましょう。

自分に合ったキーに調整する

カラオケのリモコンには、「原曲キー」や「原曲キーで転送」といったボタンがあります。これは、原曲と同じキーに調整して予約するボタンです。カラオケでは、一般的なキーに対して高いと判断された曲は、一般的な音域に合わせる仕組みになっています。

そのため、原曲キーで歌いたいときは、原曲キーで転送するボタンを押してください。まずは、何も調整せずに歌ってみて、キーが高かったり低かったりして歌いにくく感じたときは、±のボタンで半音ずつ調整してみましょう。キーの調整に慣れていないと、キーが変わったときにメロディーが分からなくケースもありますので、その際はガイドメロディーを強めにして歌ってみてください。

ちなみに、「+6」と「−6」は実は同じキーになります(例:ド→ド♯→レ→レ♯→ミ→ファ→ファ♯とド→シ→ラ♯→ラ→ソ♯→ソ→ファ♯のように、ドの+6は「ファ♯」で、ドの−6も「ファ♯」になります)が、「+6」と「−6」だとカラオケの伴奏の雰囲気に大きく違いがありますので、自分の歌声に合った方、曲の世界観や雰囲気に合った方を選択して歌ってみてください。

自分に合ったキーの見つけ方

歌ってみて少し高い、または少し低いと感じた場合は、±2~3の範囲で調整してみましょう。±1(半音)だけ調整しても、ほとんど違いを感じられないケースもあります。「歌えないこともないけど、歌いづらい…」と感じたときは、まずは±2~3の範囲で調整してみてください。

下記は、男性と女性の地声の平均音域を表した図です。こちらも参考に。
日本人の平均音域を表した表それでも自分のキーに合わないときは、さらに上下してみましょう。

オクターブ上・下を活用したキーの調整

例えば、男性が女性の曲を歌うときは、キーを「+4」にして、そのオクターブ下(12音下)で歌う方法もあります(この場合、結果として+4-12で−8のキーになります)。これは、キーを調整せずにそのままオクターブ下で歌うと、低すぎる場合があるからです。

また、キーを目いっぱい下げた場合(一般的な機種だと「-6」)、カラオケ音源全体の雰囲気が極端に暗く、重苦しくなってしまう可能性があります。そのため、あえてキーを「+4」にしてからオクターブ下の音で歌うことで、より自然な雰囲気で歌えるようにするのです。

一般的に男性と女性では、平均音域に「±6~7」(鍵盤6〜7個分)の差があると言われているため、上記のようにキーを調整して異性の歌を歌いやすくします。

逆に女性が男性の曲を歌うときは、キーをいったん下げてそのオクターブ上で歌うことも検討してみましょう。自分にとって、最も歌いやすいキーを見つけてくださいね。

また、自覚なくオクターブ下で歌ってしまっている場合があるため、自分がどの高さで歌っているのか確認することも大切です。オクターブ下で歌ってしまう現象や自分の音域を調べる方法については、こちらをご覧ください。

キー変更の練習におすすめのアプリ

自分にとってベストなキーに調整ができるように、次のアプリを使ってみてはいかがしょう。

Anytune(iPhone:無料)

iTunesからインポートした楽曲のキーを自由に調整できるアプリです。実際にキーを調整して歌うことで、自分に合ったキーが見つかるでしょう。また、歌を録音する機能もついているため、カラオケの練習もできます。曲は指定部分のループも可能で、苦手なフレーズを繰り返し練習できる便利なアプリです。

iOS:Anytune
iOSアプリAnytune

ハヤえもん – 音楽プレーヤー(iPhone:無料)

こちらのアプリは、楽曲のキーと速度の変更が可能です。音程が取りにくい曲は少し速度を遅めに設定して、1音1音を確認しながら歌ってみるといいでしょう。

iOS:ハヤえもん – 音楽プレーヤー
iPhoneアプリ ハヤえもん - 音楽プレーヤー

mimiCopy – 耳コピ専用プレーヤー(iPhone:有料)

こちらのアプリは有料の耳コピアプリです。ピッチシフト機能によって±1オクターブの範囲でキー変更したり、音程を変えずにスロー再生したりできます。メモ機能が備わっているので、音程を取るのが苦手な箇所などを注意書きしていくといいでしょう。

iOS:mimiCopy – 耳コピ専用プレーヤー
iPhoneアプリ mimiCopy - 耳コピ専用プレーヤー

ミュージックテンポチェンジャー(Android:無料)

デバイスから楽曲を取り込み、音程やテンポを自由に変更できるアプリです。特定のフレーズのループ再生や変更した音源の保存機能など、便利な機能が搭載されています。非常にシンプルなUIのため、使いこなすまでに時間はかからないでしょう。直感的な操作でキーやテンポを自由に調整できます。

Android:ミュージックテンポチェンジャー
Androidアプリ ミュージックテンポチェンジャー

Maple Player JB(Android:無料)

こちらのアプリでもピッチ調整や速度調整が可能です。操作画面は英語なのでパッと見はとっつきにくさを感じるかもしれませんが、操作がわかりやすいのですぐに慣れるでしょう。

Android:Maple Player JB
Androidアプリ Maple Player JB

おわりに

カラオケでキーを調整するときは、自分に合ったキーを見つけることが大切です。本文で紹介したように、キーを「+4」に設定してオク下で歌うなどの工夫した調整方法もあります。自分の音域によって、曲によってもベストなキーは異なりますので、自分に合ったキーの調整方法をマスターして、歌を快適に楽しんでくださいね。

この記事の監修

多田 亘佑講師(ボーカル)幼少期から様々な音楽に触れ、高校では合唱の全国大会に出場。大学からアカペラの活動が本格化し、ブライダル関係を中心に雪まつり、スキー場のカウントダウンライブなどのイベントに多数出演。ハモネプで全国優勝した『じゃ~んずΩ』(現:JARNZΩ)のボイストレーニング・編曲指導・音楽プロデュースを経験後、2009年よりシアーミュージック札幌校に所属。 年間最大2500以上のレッスン実績があり、初心者からプロ志向の方を対象に、カラオケ上達から音楽活動のバックアップまでと目的に応じて幅広く展開。風船を始めとした身近な道具を用いたトレーニングや、独自視点の高音克服トレーニング・完全コピー(歌唱分析)・ハモリなど追究したオリジナルメニューで理解度・体感度・上達度の高いレッスンを特徴としている。
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